地方公務員試験を受験しようと思っている人でちょっと試験対策で気になってることがある人もいるのではないでしょうか。
それはその地域の歴史や産業、観光の話題や地域の特色のある制度の内容などを問うような試験問題を出す自治体があるということです。
おそらく、県庁であるとか、政令指定都市などの大きな市役所などは、そんな試験問題が出るところもあるのでは無いでしょうか。
いきなり調べまくるのも構いませんが、やはりちょっとどこから手をつけていいのかわからない面もあります。
地方公務員にとって意外に便利な資料集？
そこでちょっとした手がかりになるような参考書を挙げておきましょう。
それは、「県民手帳」です。
書店で１０００円程度で売っていると思います。（地域によって値段がどうなのかはわかりませんが、おそらくその程度でしょう）
この手帳、公務員の職員はけっこう持ってる人もいますよ。私の市役所でも持っている人は結構いました。
地域の産業や特色、人口統計などの資料がけっこう豊富に掲載されている手帳なんですよね。行政制度や税制度などの基本的な解説も載ってますので、この欄も公務員試験対策入門としての知識の整理としても使えますし、また公務員になってからも役に立ちます。
これをまず見るだけでも対策を考える上でけっこう違うと思いますよ。
手帳ですから普段も普通に使えます。
それに県民手帳はカレンダーやスケジュール帳ですから、普段のスケジュール管理やメモ帳として使えますので、買っても無駄にはならないはずです。
私の地域の手帳は、手のひらサイズのコンパクトなものでしたので、場所を取るのが嫌いな人にはとても便利でしたね。先ほど触れた資料集も結構暇つぶしにもなったりします。
地域性のある問題を出題する公務員試験を受験するつもりの人は一度書店で内容を見てみるのはどうでしょうか。
面接で役に立つことがあるかも？
どの地域の公務員試験にも役に立つ訳ではありませんが、まあ、その地域の公務員になろうとするのでしたら、地域をよく知るという意味でも持っておいてもいいのでは無いでしょうかね。
ひょっとしたら、面接の時にも話のネタで使えるものもあるかもしれませんよ。けっこうその地域のことって知らない公務員って多いんですよね。
最近は、地元の人だけでなく他の市町村や県外からの公務員受験をする人も結構いると思います。そういう人と差をつけるのもこのあたりでは無いでしょうか。
ただ、これは公務員試験対策の本流ではありませんので、しっかりと本来の試験科目、私の考えからすれば経済科目を中心にしっかり勉強することを優先させてください。