公務員試験対策

公務員試験の経済学の対策はこの本がオススメ!市役所試験なら満点獲れる(かもよ)

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私は公務員試験は経済学を試験突破の柱にしようと主張しています。他の場所でも述べましたが、出題ウエイトが経済系の科目が高いという理由です。

私自身がそれで市役所の採用試験を受けた時の結果と経験から実際に感じたことだからです。

では、どんな勉強をしたのか。

ここでは私が実際に公務員試験対策の勉強に使った本を紹介します。

公務員試験の経済学の問題に絶対に効くオススメ本

公務員試験の経済科目の問題対策で絶対的な効果を発揮する書籍を紹介します。

まあ、誰にでも合う本かどうかわかりませんが、私はこの本にとことん取り組んだおかげて市役所試験に合格したと実感しています。おそらく私が受験した市役所の公務員試験の経済関係の問題は満点だったと考えています。

西村和雄『入門 経済学ゼミナール』

西村 和雄『入門 経済学ゼミナール』

私が公務員試験の経済学対策のために使い倒した本が、この「入門 経済学ゼミナール」でした。

この本は、経済学の問題の演習を中心した理論解説書といった感じです。例題を解きながら、解説で理論を学んでいく事ができます。

扱っている例題は、過去に出題された公務員試験問題、公認会計士試験問題などの国家試験の問題から採用されていて、資格試験対策には最適だと感じています。問題のレベルは少々高めです。ほとんどの問題が国家公務員総合職や国税専門官、地方上級試験などの問題を中心に構成されています。

「市役所試験にそんなレベルの勉強必要ないのではないですか?」

そう考える人も市役所の公務員試験を目指している人には多いかもしれません。

確かにその通りです。

ですが、公務員試験は市役所の試験だけを受験するつもりですか?

公務員試験の日程はある程度重なっていますが、秋に試験があったりする自治体もあります。同じ時期でも数日ズレていたりすることもあります。ある程度公務員試験の併願をする可能性はありますよね。

ですから、少し高めのレベルの問題演習を行うのは、市役所合格のための余力を作るために必要な対策だと感じています。だから少しは挑戦的な問題にしっかり取り組む事も必要だと思いますよ。

レベルの高い問題と書きましたが、別に難問というわけではありません。

私も最初は解き方がわかりませんでした。ですが、解説を中心に学んで、例題に取り組んでいけば十分に理解できるようになります。解答から理解していくというのはとても試験対策としては効果がありますからね。それに、公務員試験、市役所試験の問題って択一式問題です。全くわからなくて解答用紙が埋まらないという問題じゃないんですよ。

この本、今でも捨てずに持っていて、ちょっとした経済ニュースなどで理論的なところを考えてみようと思った時に引っ張り出して眺めたりしています。本を持ってる証拠の写真も掲載しておきますね。

ただこの本、ちょっと出版年月が古いんです。あまり支障はないとは思うのですが、ちょっと気になりはしますよね。それに今は絶版になっているので、中古でしか手に入りません。

そこで以下の2冊をお勧めしておきます。

経済学ベーシックゼミナール

西村 和雄, 八木 尚志 『経済学ベーシックゼミナール

これは『入門経済学ゼミナール』の特徴を生かした新版で、より初学者向けに書き直された書籍です。

公務員試験で市役所を目指すのであれば、問題のレベル的にはこちらがピッタリかもしれませんね。

経済学ゼミナール 上級編

西村 和雄, 友田 康信『経済学ゼミナール 上級編』

こちらは『入門経済学ゼミナール』の改訂新版という位置づけの本です。

ですから問題のレベルは高くなります。経済学部ですでにミクロ経済学、マクロ経済学を学んでいる人ならこちらだけでいいかもしれませんが、両方併用するのもいいかもしれませんね。

いずれにしろ、これらの本をとことんやり込めば、市役所試験の経済学の問題で失点することはないレベルにまでいけると思います。

私は、試験で問題を解きながら根拠を持って全選択肢の正誤を判断しながら解答することができましたよ。

公務員志望の経済学部生は教科書を良き入門書とすべき

公務員試験を目指している経済学部の大学生は、大学の授業と教科書を大切にすべきです。(まあ、他の学部生でも当てはまる事かもしれませんが)

大学の授業の知識だけでは公務員試験の問題をいきなりは解く事はできないかもしれません。でも、概念的なところが頭に入ってるわけですから、試験問題の解説を読んだりする時によく理解できることに繋がると思います。

自分の置かれた状況をしっかり生かすべきですね。

経済学部では無い人は、大学の教科書レベルの内容だと経済学を学ぶのにしんどいかもしれません。なんせ分厚いですからね。読むだけでも意欲が削がれます。大学の経済学の教科書として一般的なマンキューの本だと、ミクロ経済学で768ページ、マクロ経済学で692ページもあります。絶対に読み通す事なんてないですよね。

手っ取り早く理論全体に触れるなら、日経文庫の「ミクロ経済学入門」「マクロ経済学入門」あたりなら量的にもレベル的にもついていけるのではないでしょうか。もちろん、上で紹介した公務員試験に向いた書籍でもいいかもしれませんが。でもちょっと知識的なベースをさらっと押さえておきたいでしょうからね。

マルクス経済学? そんなもの放っておけ!

ちなみに公務員試験用の経済学の参考書でマルクス経済学にも少し触れているものもあったりします。

これがなぜ掲載されているのかさっぱり理解できません。マルクスの理論が公務員試験で出る事なんてあり得ないと思います。全くやる必要はありませんので無視してください。

出題されたとしても思想史・学説史の知識のような教養的な分野でしか出てこないでしょう。

まとめ

とにかく、経済学の問題は市役所の公務員試験レベルでは満点が狙えます。しっかり対策して得点源にしてください。経験的な話ではありますけど、全くひねくれた問題は出てこないはず。素直な問題ばかりだと思います。

なので、上の本の例題の内容をしっかり頭に入れたらマジで十分だと思います。お釣りも十分にあるでしょう。公務員試験用の問題集を別に購入する必要も無いとも感じています。

経済科目に慣れれば、公務員試験の突破は必ず近くなりますので、しっかり対策しましょう。最初のとっかかりがなかなか経済学の思考に慣れないかもしれませんけど、慣れてしまえばこっちのものですよ。

ぜひ経済科目を得点源に!

さて、次は何について書くかな?

元小役人はこう言った。

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