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加計理事長記者会見で何か出ると思った? 当時の状況を勝手に解釈してみる

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まだやってるのか? そしてまたやるのか?

加計学園問題が相変わらす大好きな無能なマスコミと野党政治家を抱える日本の現状でございます。

以前、加計学園の地元の記者クラブからの要請を受けて、一度記者会見をやっていましたが、当時は大手マスコミの会見出席は認められませんでした。

その時、新しく何も出てきませんでしが、今回ふたたび記者会見を開いたようです。確か愛媛県だったか獣医学部の地元自治体からの要請だったですかね。

産経新聞に記者会見の一問一答が出ています。

加計理事長「学園幹部の勇み足」 記者会見一問一答

これを受けて、テレビもまたかつて見たような報道を繰り返しているようです。

何か新しい情報でも出ると思ったの?

マスコミは、疑惑が深まった、疑惑が深まったとまたこれまで何度も見たような解説を報道番組でやっていたようです。

それに乗じてか、安倍政権を追い詰めようと野党はまた国会でやるとか言ってますね。先日の文科大臣が教育勅語の話を前例と同様の内容で記者会見で答えたら、脊髄反射のようにこれも追求するとか発狂しているようです。アホですか、日本の野党は。

野党はしっかり支持される政策を打ち出せばいいんだけどな。日本には自民党支持者と無党派層が大部分を占めているんだから、この無党派層に支持さえる政策を出せばいいだけなのに、もはや極左政党しか野党にはなくなってしまいました。(まあ、維新とかまだ議論できる政党はありますけどね)

ところで、この記者会見で何か出てくるとでも思ったのでしょうか?

常識を働かせて考えたら、出てくる訳ないでしょう。これまで言ってきたこと以外のものを引き出すには、マスコミは新たな証拠をどこかで掴んで突っ込まないと、同じ回答しか出てこないのは普通わかるんじゃないですかね?

それで「何も疑惑を晴らすような回答は無かった!」と言ってまた疑惑だ疑惑だと騒いでも、全く意味がありませんよ。

マスコミは、全く仕事をしていない。これとは関係ありませんが、ネット検索してるだけじゃないの、最近の報道って。と思うことがよくありますしね。もはや日本のマスコミはネットのまとめサイトより価値がありません。

加計学園担当者はなぜ嘘を言ってしまったのか?(仮説)

色々問題とされるものがありますが、加計学園の職員が愛媛県の職員だったかに、「安倍総理もよく理解している」みたいな話をして、申請を前にすすめたことになってますね。これについて、記者会見で理事長は「学園幹部の勇み足」としている訳です。

まあ、嘘がダメなのはわかります。でも申請自体の国とのやりとりはまた別の話だと思いますし、認可が降りているのですから、手続き自体には問題が無いでしょう。しっかり運営してもらうしかありません。

で、この「嘘」についてですが、なぜ嘘を加計学園側がついてしまったのかを、元市役所職員の立場から想像してみようと思います。

ここから書くことは、事実ではありません。私の想像です。元公務員としての経験からくる想像です。

「嘘」についてですが、公務員って市民から嘘をつかれることありますよ。私もありましたね。とある申請書を受け付けたのですが、年度が変わってその申請が失効したんですよね。で、次の年度もその人から申請があったのですが、内容を付き合わせると、過去の重なっている部分の情報が違っていてインチキだったんですよね。何かというと所得情報です。給与所得なら会社がしっかりしたものを書きますけど、個人事業主でしたので、そのあたりを誤魔化されたんですよね。

まあ、特に他で問題が発生するような内容でも無かったので、口答で注意することで終わらせましたけども。嘘をつかれても、内容を整理し直して前に進むということはありえますね。

で、この加計学園の嘘をついた職員についての私の仮説なのですが、今治市や、愛媛県側の対応にも問題があったからでは無いかと推測します。問題といっても別に違反とかそういうものではありません。職員の人事の結果が招いてしまったのかもと思うのです。

自治体の担当者に大学誘致のモチベーションが続いていたか?

今、人事の結果と書きました。公務員はおそらく3年くらいで人事異動があると思います。

さて、この今治市の獣医学部設置計画はどれほどの時間を要していたでしょうか? 細かいところはチェックしませんが、もう何年も時間をかけていますよね。構造改革特区が出てきてからも10年にわたって15回申請していますが、憲法違反とも理解できる文科省の告示を優先したために全て却下されていた訳です。

はっきり言って、自治体側としては全く前に進まない計画だったということになります。

これだけ申請してダメなものってやる気出ないですよね。それを担当している公務員ってどんな気持ちで仕事してたのだろうと想像すると、ちょっとモチベーションはかなり下がってるんじゃないかと思ったのです。

それに、人事異動があって担当者も数年おきに変わります。大学設置の計画当初の職員であれば、そのきじはやる気に燃えていたと思うのです。でも、これだけ申請が却下されているとモチベーションも下がりますよね。それに担当者が変わってしまうとなると、新しく配属された人はちょっと何をやっているのかわからない仕事にもなってしまっているような気がするのです。

学園側はそれほど担当者が変わることは無いでしょう。自治体とは組織形態が違いますから、おそらくモチベーションは上だったのではと思います。学園側と自治体側に大学設置への意欲の温度差もあったのではないかと感じるのです。

それに公務員側はお役所仕事ですから、文科省の雰囲気をそれこそ「忖度」してしまうような雰囲気もあるはずです。上級官庁がああだと、無理なものは無理よなぁ、って思いは無いとは言えないです。

なので、ひょっとしたら学園側からすれば、自治体の職員にやる気のようなものを感じなかったのかもしれません。そこで安倍政権の国家戦略特区で前のめりになって、自治体を鼓舞する為に「総理の名前」を出したのでは無いだろうか。自治体のお尻に火を付けると言うわけです。

そう私は想像したりしました。これが私の勝手な想像です。

はい、もちろん根拠は全く無いですよ。文句は受け付けませんよ。

最後に

ということで、勝手な想像をしてしまいました。でも、これはあり得ることだと思います。公務員って強く急かされると焦って動いてしまうこともありますしね。

まあ、加計学園側もちゃんとしておかないといけないことでもありますが、獣医学部が何十年も認められて来なかった現実としては、全く新しいことをやっているに等しい訳で、その中では色々とミスはあるのでは無いかと思います。そのあたりは割り引いて批判するなら批判するべきでしょう。

と同時に、獣医師会から献金をもらっていた政治家が、設置認可を認めないような動きをしたことも同様に強く批判されなければいけません。逮捕案件って言ってもいいでしょう、本来は。

でも、ここに関してはマスコミはだんまり。はいはい、マスコミは安倍総理が嫌いなだけなんですね。もちろんそう言う方向で言論を行使するのは構いませんが、大手マスコミ、大手メディアがそんな風にやることでは無いですよ。

ハッキリ言って、飽きた。

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